奪いとれっ!!

「あれ?あんた」


うん?


見慣れたセーラー服。


優実さんだった。


「あんたもこの電車で通学してんの?」


優実さん.....あんなことあったのにどうして私に話かけるの?

普通だったらお互い気まずいのに。


ポカンとする私に、


「あたしさ、堅斗と仲良かったし特別な関係みたいに思ってて....兄貴にこっぴどく叱られたよ」


『深くは聞かないで』そう言って恥ずかしそうに頭をかいた。