奪いとれっ!!

遠くへ行きたいよ.....。


足は駅の改札に向かっていた。

学校は徒歩圏内で私は電車を使っていなかった。



「どちらへ行かれます?」


監視役に腕を掴まれた。



「別に」


「このままお帰り下さい」


「嫌だと言ったら?」


「腕づくでも連れて帰ります」


.....くっ。



「キャー、助けてーっ!!」


私の叫び声であたりを歩いている人が足を止め、近寄ってくる。


「何だ?」


「どした?」


駅員さんも走って来る。