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絶望の日々の始まりかと思うと、辛すぎて....。
授業は上の空。
「瑠理ちゃん.....」
休み時間にゆず子が声を掛けてきた。
「香織先輩から聞いたんだけどぉ.....」
「うん」
「中庭で話そうっ」
私の手を引き歩きだす。
もう、ゆず子にだってどうにもならないよ.....。
小さな木立の合間にベンチが置かれている中庭。
私の気持ちを映すように、空には重い雲が垂れ込めていた。
ベンチのひとつに私たちは座る。
「遼さんとぉ、勝手に婚約させられてたんだって?」
「.....うん」
「どうにもならないの?」
「多分」
「うちの弁護士に相談してみようかぁ?」
「....私も考えたんだけど、多分ダメ」
「獅倉くんには話したのぉ?」
「ううん」
「どうしてっ?」
「だって.....」
彼は今、受験勉強で大変なんだもん、余計な心配させたくない。
それに....
それに、相談しても結果は変わらないもん。
高校生だよ、何が出来る?
絶望の日々の始まりかと思うと、辛すぎて....。
授業は上の空。
「瑠理ちゃん.....」
休み時間にゆず子が声を掛けてきた。
「香織先輩から聞いたんだけどぉ.....」
「うん」
「中庭で話そうっ」
私の手を引き歩きだす。
もう、ゆず子にだってどうにもならないよ.....。
小さな木立の合間にベンチが置かれている中庭。
私の気持ちを映すように、空には重い雲が垂れ込めていた。
ベンチのひとつに私たちは座る。
「遼さんとぉ、勝手に婚約させられてたんだって?」
「.....うん」
「どうにもならないの?」
「多分」
「うちの弁護士に相談してみようかぁ?」
「....私も考えたんだけど、多分ダメ」
「獅倉くんには話したのぉ?」
「ううん」
「どうしてっ?」
「だって.....」
彼は今、受験勉強で大変なんだもん、余計な心配させたくない。
それに....
それに、相談しても結果は変わらないもん。
高校生だよ、何が出来る?

