奪いとれっ!!

私たちはカルボナーラを注文して、空いている席に座る。


堅斗の学校も学食あるから、お昼はちゃんと食べてるだろうけど....。


「瑠理ちゃん、またどっか行っちゃったぁ」


ゆず子のボヤキが聞こえたような....?







「────ここいいかしら?」


えっ?

聞き覚えのない声だけど?


この人は誰.....?

私は....たぶん先輩を見つめた。




「あー、香織先輩!どうぞどうぞ」



ゆず子の知り合いか。

香織先輩と呼ばれた人は色白で綺麗な人だった。



「先輩、受験勉強は進んでますかっ?」


「ええ、そうね」


ってことは3年生なんだ。


「先輩は頭いいし、心配はないでしょうけどぉ」



「まぁ、そんなことなくってよ」


上品に先輩は笑った。