奪いとれっ!!

「静かになったか?うるさい口は?」


堅斗に見つめられて、顔が赤くなる。


コクン。


黙って私はうなずく。



言いたくないことを、聞こうとして恥ずかしかった。



「俺も我慢するから、お前も我慢しろよ」



「うん.....」


涙が溢れそうだったけど、我慢した。


「でも、時々は会えるよね」


「お前の門限が許すならな」



堅斗が言うんだもん我慢する。
だって、だって堅斗の決意を邪魔したくなかったから。