奪いとれっ!!

訴えるように堅斗の瞳を見つめる。


「俺だって、瑠理香に会えなくなるのは寂しいよ。美味い飯も食えなくなるしさ」


「ほんと?」


「嘘に聞こえる?」


私は首を振る。


だけど.....それだけ?








「俺......」


『何?!!』堅斗の顔を見つめる。



「俺さ、絶対負けたくない奴がいるんだ」


話がすり替わってるよぉ。



ちょっと不満だけど、


「負けたくない奴?」


『うん』堅斗はうなずく。