奪いとれっ!!

ここからゆず子たちが楽しそうに話しているのが見える。


私は堅斗の肩にもたれてそれをぼんやり見ていた。



ローソクの明かりがチラチラと揺れて、炎が作り出した影は幻想的で気分をセンチメンタルにさせる。



「綺麗だね」


「ん?」


「ローソクに照らされて、影が揺れてる」


「....ああ」



やっぱり堅斗は心ここにあらず?


「もう帰ろっか?」


「....どっちでもいいけど」


私はいつだって堅斗の味方だよ。だから.....