奪いとれっ!!

『ふーん、つまんない』不満顔のゆず子。



つまんないって.....。


ゆず子さんたら、なんて大胆。



「でも彼は望んでるみたい.....」


『えっ?』ゆず子は目を輝かせる。


「で、で、どうなの瑠理ちゃんはっ?」


「ちょっとまだね.....」


「悔しいよぉ!!欲しいなーっ彼氏っ!!」


言いながらゆず子はテーブルに突っ伏してしまった。



「ゆず子もキスしたい.....」



ははっ.....。


ゆず子はガバッっと顔をあげると、


「これから毎日瑠理ちゃんにお昼おごってもらうからっ」


へっ?なんで?


「瑠理ちゃんは幸せなんだからそれくらい当然でしょ!」


「.....は、はい」

ゆず子の剣幕に負けて思わず返事をしてしまった。