奪いとれっ!!

「よくさ、水商売の女性が体は許しても唇は許さないって言うだろ」


.....?そうなんだ。



「唇は最後の砦だって」



知らなかった。



「それを真似るわけじゃないけどさ、俺にとって最後の女にしかおでこにキスしないって決めてたんだ」


え、えっじゃあ堅斗にとって私は最後の女ってこと?!


全身が火照る感覚。



「俺を信じて.....お前は俺の生きる意味だから」


ギュッと抱きしめられる。


彼の胸の中にうもれながら『信じてる』そっと呟いた。