奪いとれっ!!

「うわっ、痛てっやめろっ」


「堅斗が意地悪言うからだよっ」


「分かった分かったから、やめろって」


手首を掴まれてドキっとする。



その時車のライトが光った。


「ほら、危ないぞ」


掴んだ手首を引いて車をよけるように私を壁に寄せた。


私と堅斗は壁に身を寄せて車が通りすぎるのを待つ。




「初壁ドンしたかも....」


「えっホント?」


疑いの視線を向ける。


「あれっ?どうして?」


「だーって、堅斗イケメンだからモテそうだし.....嘘っぽい」