奪いとれっ!!

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指をからませて歩く夜道。


彼の大きな手はとっても暖かくて、そんな何気ないことにも幸せを感じて。



「.....優実は中学時代に良くしてくれた先輩の妹なんだ。だからむげには出来なくて。サバサバして良いヤツなんだ」


「獅倉くんの彼女だとばっかり思ってた」


「獅倉くんじゃなくて、堅斗だろ」



うわー、どうしよう。そこツッコまれたか.....。


ドクン。緊張する。



「け、堅....斗」


キャー、恥ずかしい。

一気に顔が赤くなる。


「お前って本当に可愛いな」

頭をポンポンしてくれる。

「だってキスしてるくせに、名前呼ぶのに照れてんの?」



わー、もうバカバカっ。


”ぼかっぼかっ”堅斗の背中を思いっきり叩いてしまった。