奪いとれっ!!


彼女さんに見られないかな?って心配したけど.....。


これって悪い事.....だよね。


でも、獅倉くんと一緒に居られることが嬉しくて、罪悪感を抱えながらもズルズルと今日まで来てしまった。


.....それも今日で終わり。


今更ながら後悔してる。


だって、結局獅倉くんには彼女がいるんだから。

今まで私の為に時間を割いてくれてたけど、彼女の元に帰るんだから。


淋しさと苦しみが胸を支配してきた。


やっぱり教えてもらわなきゃ良かった。

こうなることは分かってたのに....。





家までの帰り道。


「テスト頑張れよ」


「......はい」


「俺が教えてやったんだから、赤点とったら許さねえし」


「......うん」