「わ~っ!素敵~!!」


「だろ~!・・・って僕も初めてなんだ・・マネージャーに教えてもらっちゃった」



そこは 夜景が見えて少し個室になってて 二人の時間を 満喫できるような所だった



「私の為に・・・ありがとう ございます・・」


「ぜんぜん そんなことないよ。今夜は いっぱい楽しんじゃお!」


「はい!」


彼とは 時間も忘れるほど たくさん お話して たくさん 笑いあった



「あっ・・・もう・・2時だ・・・こんな時間まで ごめんね・・・そろそろ帰らせなきゃね・・・」



「私も すっごく楽しかったから ぜんぜん大丈夫です!」



彼は 真面目な 顔で私を見つめてきた



「僕は こーゆー仕事だから なかなか 会えないと思うけど・・・また 逢ってくれるかな・・・」



「はい!私の方こそ 逢ってもらいたいくらいです・・・。」



「ありがと!すっごく 嬉しい~!!!!」



そういって、彼は無邪気に 私を 抱きしめた



「あっ!ご・・ごめんね・・つい 嬉しくって・・・」



「い・・いえ・・・」



私は そんな彼の行動に固まっていると



彼は私を そのまま 強く抱きしめた・・・



「少しだけ このままで・・・・」



「・・・・・・」



私は 彼の腕の中で 溶けていった・・・