「でも…洋チャンに いつ電話したらいいかな…すごく忙しい人だから…」



「ん〜…やっぱ 夜の方が いいんじゃない?2時間後くらいにでも してみたら?」



「えーーっ!?そんな早く!?」



「だって 約束しただけで、時間も場所も決めてないんでしょ?早い方がいいって!」



「え〜〜みほ も一緒に いて〜ぇぇぇ」



「明日、仕事だから 帰るね〜 なんかあったらメールちょうだい! 頑張ってね!じゃ、バイバーイ」



「みぃほぉぉぉ〜!」



私は、トボトボとホテルに戻った。



ルームサービスで ワインを頼んだ。



「しらふ じゃ話せないから 少し飲まなきゃ…2時間後は 11時かぁ〜」



「…もぅ半分も飲んだのに…酔えないよぉ〜!」



私は時計と 番号のメモばかり見ていた。



「何を 話そう…あっ!先に、謝って…ディナーの お礼言って…それから…それから…」



そんな事を考えて、気がつけば…11時。



「げっ!どーしよー!11時に なっちゃった…!!」



私は 携帯片手に 番号を押す…でも 最後の 通話ボタンが 押せなく 奮闘



「きゃーーっ!どーしよ!もぅ5分も たってるぅ!」



「もぅ!あたって くだけろだ! えいっ!」



思い切って押してみた!