生憎、保健の先生はすぐ出張に行ってしまって


話し相手もおらず、1人で窓の外を眺めるだけ。


暇だなぁ…。


祐翔…大丈夫かな…


カーテンをのぞけば、ベッドの上で荒い呼吸をしながら寝ている祐翔が。


苦しそう…大丈夫かな、タオル変えたほうがいいかな…


タオルを変えようと手を伸ばし触れた瞬間


「んっ…………」


「あっごめん!起こしちゃった?」