電車を降りて待ち合わせ場所に向かっている途中、知らない男の人が声をかけられた。高校生くらいかな? 目付きは悪いし、身長も奈美より少し高い。にらまれたような気がして奈美の後ろに私は隠れた。 奈美の服をギュってにぎって奈美の後ろから少し顔を出してみた。 奈美は男の人と話していた。奈美の知り合いかな? 「私の名前は大塚奈美です。海高校に通う1年です。」 「で、こっちが私の親友の白崎りんです。同じく1年です。」 ペコッとお辞儀をして、 「奈美ぃ、その人知り合い?ナンパ?」