その日はいつものように、シュンと一緒に帰っていた。
「じゃあまた明日な〜」 シュンと別れてから一人で帰っていると、小さな公園でブランコをしている彼女がいた。
「あっ!シゲだ!」
ブランコを降りてこっちに走ってくる彼女。
「シゲも家こっちなの?」
言葉が出ずうなずく僕。
「よし、シゲ一緒に帰ろっか!」
二人で一緒に帰り、家に着いた僕。
帰り道何を話したのかまったく覚えていない。どうせ何も話せずうなずいてばかりだったんだろうな…。 こんなんじゃ彼女と付き合えないぞ!
しっかりしろ俺!!