『ねえ、私たちの関係ってなに?』
『いや、友達でしょ』
『え、知り合いじゃなかったの!?』
『は?ふざけんなよ』
男友達の1人、浅場悠馬と電話中。
彼とは去年の夏休みに仲良くなって、こうしてたびたび電話をしてる。
とくべつ趣味が合うわけでもなく、人間性が優れてるわけでもないのになぜか仲良くて
一時は4時間電話をしたという謎の関係。
『浅場はやっぱりバスケ?』
『多分バスケ』
スポーツできる人が羨ましい。
あんな風に走って汗を流して仲間と笑いあって。
そんなものを青春というのだろうか。
学生のうちは運動ができるというのはすごいプラス要素で、みんなから尊敬されるものだと思う。
どちらかというと勉強よりも運動ができた方がかっこいい。
そんな風潮が大嫌いだ。
いや、妬みか。
私だって私だって。
何か探したけど
なんの取り柄も見つからなかった。

