そんなときは決まって
俺か漣さんが手を握った



「美夜、明日は気分転換に
散歩でも行こうか?」




『ん。そうだね。
晴れたらいいなぁ・・・』



そうやって笑う美夜



「俺は少し家にいるよ
久しぶりに二人で遊んでおいで」





漣さんは俺の肩をポンとたたく




『ありがとうお父さん』




美夜の体を考えて
その日は早くベットに
美夜を寝かせた



美夜の好きな料理もさせて
あげられないため
家事は俺と漣さんが
分担してやっていた


後片付けをしていた俺に
風呂上がりの漣さんが
声をかけた