私には小さい頃から友達と
呼べるような人は
大翔しかいなかった



私は昔からうまく人と
馴染めなくてよく虐められてた


そんな私にすぐ気が付いて
何も言わなくても常に隣に
あなたがいてくれるようになった



あなたは人当たりも良くて
人気者だった


周りから見ると対照的な私たち


でもあなたは誰よりも私の才能を
大切にしてくれた


友達とうまくいかない
幼い私は不安定な状態のまま
歌うのは嫌でせっかく彼の作った
曲を歌えないことも多かった



そんな私に彼は何も言わないで
歌のことは忘れてもいいと
私を違う世界にいつも連れていってくれた


心が晴れやかになった



そんなときは自然に歌があふれてきた



笑顔で歌えた私に
その何倍もの笑顔を返してくれる



彼は私の歌を好きでいてくれてる