芽生えた強い黒い感情 大翔にはそんな私を 知られたくなくて今の今まで 黙っていた すべてを打ち明けた私 大翔も私と同じ気持ちだって わかったからって絶対に 安心なんてできない 自分に自信のあるモデルでも 女優でも私はないから 「そっか。 これで納得した」 大翔の声で少し遠くへ 飛んでいた意識が戻ってきた