所詮子供。


そう思われるかもしない


でも、確かに君には才能があった


透き通るような天性の歌声


響き渡る歌声に
時が止まったように思えたほどに


君のその才能を見つけた日から
俺の奥底に眠っていた
才能も開き始めた


君に出会わなければ
目覚めるはずのなかった才能


あのころから俺は
君のために存在していた。