ここを卒業すれば
ほとんどのやつらが
厳しいプロの世界で
一人でやっていかなきゃ
いけなくなる
そんな孤独との戦いのような
世界でやっていくために
この学校から人脈を広げていく
この学校の卒業生の
多くは世界で活躍する
そんなやつらの
金の卵である俺たちは
学生のうちから分かり合おうって
コンセプトらしい
美夜は天才だ
ある程度のことは自分一人でこなしてしまう
まぁたまに変なところが抜けていて
目が離せないんだけど
学校も終わり今日は事務所に
顔を出さなくてもいい日なので
まっすぐ家に帰った
俺と美夜は仕事の都合もあり
一人暮らしをしている
けど俺は美夜の一人暮らしは
反対で何かあってから出は
おそいと美夜の両親につめよった
その結果、俺と美夜は
同じマンションの同じ階
隣りの部屋に住むことになった
美夜はいつも料理をしてくれる
俺はそのほかの家事をこなす
一人暮らしといっても
ほとんど一緒に住んでいるような
感じだった
