“私の友人”





私は...物心ついた時から人と接することが
苦手だった。ただ、目立つことは大好き

一風変わった女の子でした。



性格は男勝りのサバサバした性格なのに
対し、中身は男性苦手の男性恐怖症で
日々男性から逃げ回る日々


田舎町で育った私は
おかっぱ頭の1重瞼の
にかっと笑うチビの女の子
服は姉とおソロいの服ばかり着せられ
色はオレンジが多く
可愛らしいブランド服ばかりもっていた


その頃から私には一つ 夢があった


それは料理人になること




祖父母が食の業界に関わっていて
常にキッチンに混じって見ていた私
だから自然とそういう未来が想像できた


そしてその曖昧な想像が確実となったのは
ある日のこと


目の前に出されたのは一つのお皿に入った
サラダポテト
家庭のおばあちゃんの味で
とても大好きな食べ物だった

[食べてごごらん]

ばあちゃんが優しくゆう
私はスプーンをもってサラダポテトをたべた

ん...??
[...いつものじゃない。。マヨネーズと塩コショウもう少しほしい]



今思えば...偶然だったのか。
それとも本当に味覚が正しかったのか
わかりません。

ですが私はぴたっとわざと少ししかいれて
なかった二つの調味料を当ててしまったのです

それにはばあちゃんも、じいちゃんも
ビックリしてしまい、
私にいいました

[結愛は将来とてもいい料理人さんになれるかもね]...と。



その言葉で私は料理人という道に進むことを
きめたんです。

幼き日 保育園年中さんのお話。