莉乃ちゃんの後についていくと、あまり普段は使われない特別棟の奥に来た。 「私、優くんと付き合ったの。」 背を向きながらそう言うと、莉乃ちゃんはくるっとこっち向きになった。 「知ってる。」 なんかむかつく。 「そして花音ちゃんは、優くんのことが好きでしょ?」 突然の発言に顔が引きつる。 「…なんで、そんなことが言えるの?」 「花音ちゃんの行動とかでバレバレだよ。」