今、君に伝えたい

約5メートルくらいの距離。





私は優に背を向けながら、静かに泣いていた。





優はバイバイも、なんで泣いてんのとも、言ってくれなかった。





"なんでそんなバレバレな嘘すんの?"って





幼なじみだから、このくらいの嘘はわかるはずなのに。







もう、優との間に溝ができていたのかな。





やっとの事で家にたどり着き、私はいつもみたいに"ただいま"って言わずに階段を駆け上がった。





自分の部屋のドアを少し強引に開け、ドアを背に座り込んだ。