今、君に伝えたい

*莉乃side





私は、車の中から見る景色を ただ眺めていた。





きっと今頃、優くんは私が転校したことを初めて知って びっくりしているだろうな。





私が最後に言ったこと、優くんは気づいているかな?





この恋は、本当に本気だった。





優くんが陸上だと知って、私は別に走ることが好きではなかったけれど 陸上部に入って。





何回もバカみたいに告ってふられての繰り返し。





でも、諦めようとは思わなかった。





陸上部を引退しても、気持ちは冷めなくて。