今、君に伝えたい

少し汚い上靴を履くと、なんだか初めての感覚でへんなかんじだった。





優と廊下を歩くと、たくさんの生徒がもうすでに来ていて。






みんなはなんとも思っていないと思うけど、知らない人ばかりで少し不安になった。





「ここ、2組。」





中に入ると、少し懐かしい匂いがまたして。





入った瞬間、「花音!!!!!」と叫ばれた。






ボブの黒髪に、大きな目。






そんな女の子が、私に向かって走ってきた。






「花音!なんでそんなに休んでたの?!もう心配しっぱなしで…」






「…あっ、ごめん…」






急にいろいろ言われても、知らない人だからすごく気まずい…





けれど、私が記憶をなくす前 この人は友達だったんだろう…多分。