今、君に伝えたい

俺はそんな、そんな花音が。






「俺は花音にいつも励まされてきた。」





「……………………」






「俺は、花音の笑顔があるから頑張れたんだ。」






目を開けると、いつも通りの花音がそこにいた。







姿かたち、そのままの花音が。





でも、違う。





俺の前にいる花音は、何も知らないんだ。






花音なのに、花音ではない。







でも、確かに花音だ。







おかしいけど、それが現実なんだ。