ちなみにお昼休みは、
屋上で食べようとしたがあまりにも寒いから
こっそり応接室で食べることにした。

それで何故知っているのか?

不思議がっていると課長が、

「だったら、その合コンに行くな」

最初から反対してくるではないか。

はぁっ?
何で課長に止められないといけないの!?

「嫌ですよ!せっかくの合コン。
そこでハイスペックな男をゲットするんですから」

「だからだ。お前みたいなガサツな女が
行ったら逆に迷惑をかけるだけだ。
それよりも、もう少し女子力を磨いてからにしろ」

はぁっ?
ガサツで悪かったな。

いや、そうだけど……。
だからって、何で課長に止める権利があるんだよ?

「大丈夫よ!そんなの上手くやりますから
ちょっと猫を被れば誤魔化せます」

ぶりっ子は、大嫌いだが
この際、イケメンのハイスペック男を
捕まえるためだ。

背に腹は変えられない。

「お前のことだ。絶対にボロが出る。
恥をかく前にやめておけ」

「はぁっ?恥なんてかくわけねぇーし。
大丈夫ですってば!!
それに、何でそんなにやめさせたがるんですか?」

上手くいこうか、失敗しようが
課長には、関係なくねぇ?