犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「でもオレの方が一緒にいて楽しいと思ってるよ!」



落ち込んでいたシバくんが、顔を上げると同時に叫んだ。



どうやら自分の中だけで玉城さんと競ってるようで。



誰も競ってないのに…



「分かったから大きな声出さないでシバくん」



「ねー?美羽ちゃーん」



「はいはい」



どっちが歳上なのか分からなくなるような会話。



シバくんには慣れすぎて、緊張することもなくなった。