犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】


「なにって何」



玉城さんが少しだけ鋭い目を向けた。



シバくんが一瞬ひるむ。



「い、いつもそんなこと言わないじゃん…!」



「いつも言ってなかったら言っちゃいけない?」



シバくん、ノックアウト。



正論を言われ、言い返す言葉はない。



「あ、ありがとうございます…?」



なんとなくお礼を言ってみた私に、玉城さんは鼻で笑った。