犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「女子って何で自分が1番でなきゃ嫌なんだろうねぇ」



玉城さんとシバくんの2人と一緒にいることで、私が標的にされてるということは、すぐに2人の耳に入ったらしく。



やれやれと呆れてるわけだ。



「オレらからしたらみんな同じに見えるのに」



「同じ…」



「みんなお嬢様で、言葉遣いも一緒でしょ?立ち振る舞いも容姿も」



お茶菓子を下品に食べながら、シバくんが真顔でそんなことを言う。



相変わらず玉城さんは、礼儀正しくお茶をすすって。