犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

玉城さんは、後ろにある洗濯カゴを顎で指すと言った。



悔しいけど、その方が効率的。



「は〜い…」



しぶしぶ洗濯カゴを持って隣の物干し竿へ。



「シバみたいだな」



布団を干しながら玉城さんが呟く。



手に取った服をそのままに、ギョッとした顔で玉城さんを見た。



「わ、私!?」



「何でそんなショックそうな顔してんの?」



困ったように笑う玉城さんに、信じられないと表情を歪める私。