犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

地味に腕は疲れるし、ジワジワ汗も出てくるし。



「うううぉぉお…!」



変な声を出して、これでもかというほど腕を伸ばす。



「わっ」



と、布団が急に軽くなって浮いた。



何事かと顔を上げると、玉城さんの姿。



「布団も干せないの?」



私を見下ろして、バカにしたように笑った玉城さんにムッとする。



「だ、だって…」



「俺が残りの布団干しとくから、洗濯物干して」