犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「伊織は迷惑かけてないか!?涼平は冷たくないか!?」



怖い顔をして何を言うのかと思えば。



やっぱり2人のこと。



「だ、大丈夫です…!とても良くしてもらってます…!」



「そ、そうか…よかった…」



私の両肩から手を離し、ほっと胸を撫で下ろした理事長。



すると今度は、チラチラと何かを言いたげに私を見てくる。



「な、何か…?」



「あ、いや、言いにくいんだが…」



「…何です…?」