犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

ニコニコと嬉しそうに話すシバくん。



お金が余るほどあるのに、自分たちでやろうだなんて。



「なんか、すごいです、ね」



「えー?」



お嬢様たちが虜になってしまう理由は、きっとこういうところにあるんだろうな、なんて思って。



学校への憂鬱さを思い出した。



「なんかやっぱり、元気ないよね美羽ちゃん」



「そ、そうですか?」



「外行こっか!」



「え、あの、ちょっ……せっかく手洗ったのにぃ〜…」