犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「この家には、玉城さんとシバくん以外、住んでないんです?」



ふと疑問に思ったことだ。



特にこれといった意味はない。



「そうだよ。広いからちょっと寂しいけどね」



「そうなんだぁ…」



こんなに広い敷地に、広いお屋敷のような家。



違和感は、そこに2人しか住んでいないこと。



執事の1人や2人、いてもおかしくないのに。



「元々はお父さんの家だったけど、オレたちにくれたんだ〜」



「く、くれたって…」



「自立するための練習、的な?おかげで自炊できるようになったけどね!」