犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

本当の「孤立」にはならなそうだ。



「それにしても、本当に全員の敵になったわね美羽も」



ふふっと面白そうにリリが呟く。



「わ、笑い事じゃ…」



「私が仕事のとき、あなたどうするつもり?」



「…へ…?」



女子たちを見ていた視線を、私に移したリリ。



私は「あ、」と声を漏らした。



「さっそく午後から仕事入ってるんだけど…守ってあげられないわよ」



本物の「孤立」がきた。