犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

消されないように逆らわないのが、暗黙のルール。



ということは、もちろん次のターゲットは私。



なんと恐ろしい…



私はただ玉城さんと歩いてただけなのに!(それが問題)



「お、おはよ〜…」



いつものように教室の扉を開けて挨拶。



いつもなら「おはようございます、園原さん」と返ってくるところ…



「あ、あれ…」



しーん、と静まり返った教室では、全員が私を睨んで停止している。



「あ、あははは…」