犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「…待たせてごめんな」



その言葉に、私は必死に首を振る。



待ってなんかない。



いつだって、玉城さんの言葉を待とうなんて思わなかった。



自分の勇気のなさと戦って、私こそ、玉城さんを待たせてると思ってた。



「もう、冬ですね」



「そうだな」



ママが私をここに置いていくと言ったとき、ママのことを悪魔かとさえ思った。



嘘をついてまで、理事長の息子だから(あと面白そうだから)という理由で、男2人が住む家に置いていくなんて。



そう思ってたけど。