犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

玉城さんは、目元にかかった前髪をクシャリと掴んで。



「美羽が好きなんだよ…俺だって…」



消えてしまいそうな、か細い声だった。



それなのに、ドキリとして、すぐにでも玉城さんを抱きしめたいと思った。



愛おしいと、心の奥が疼いた。



「ずるいよ、タマはいつも」



シバくんは、眉を下げて笑いながら呟く。



「美羽ちゃん、オレ…」



ポロ、とシバくんの目から、綺麗な雫が零れた。



私の答えなんて、聞かずとも分かってる、そんな涙。