「ねぇ、シバくん」
「ん?」
声をかけると、シバくんからは、まったく眠気の感じられない声が返ってきた。
「…玉城さんってさ」
ゴソ、とシバくんが動いた気配がしたけど、気にせず続けた。
「酔うと記憶なくすとか、そういうのあるの…?」
「ないよ。もともとタマは、お酒が強い人だから」
「…え…」
「どんだけ飲ませても、酔わない人だよタマは」
じゃあ昨日の玉城さんは、酔ったふりをしてたってこと…?
「ん?」
声をかけると、シバくんからは、まったく眠気の感じられない声が返ってきた。
「…玉城さんってさ」
ゴソ、とシバくんが動いた気配がしたけど、気にせず続けた。
「酔うと記憶なくすとか、そういうのあるの…?」
「ないよ。もともとタマは、お酒が強い人だから」
「…え…」
「どんだけ飲ませても、酔わない人だよタマは」
じゃあ昨日の玉城さんは、酔ったふりをしてたってこと…?

