「な、何して…」



そこにいたのは上条さんではなく



「た、玉城さん…?」



フラフラと足元のおぼつかない玉城さんだった。



「ちょ、ちょっと、部屋間違えてますよ…!」



「…るせえ」



ヨタッと私の肩にのしかかる玉城さん。



私はそれを受け止めるのに精一杯だった。



「玉城さん…!」



その肩を起こし、玉城さんの頬を軽く叩いてみる。