犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「え…?」



「タマだったら、きっとこんなことしないんだろうな」



シバくんはそう微笑して、私に背を向けた。



「何言って…」



私の声に、シバくんはピクリとも反応を示さない。



「お、おい柴崎…」



上条さんが声をかけるも、シバくんはパートナーの女の子と先へ行ってしまった。



「何だよあいつ…意味わかんねえ」



上条さんが頭をかきながら溜め息をつく。