犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「へ…」



ギュゥッと抱きついたシバくん。



走ってくるところから抱きしめられるところまで、何秒とかかってないだろう。



「な、なな、何してんのシバくん…!みんな見てるから!」



「だからいいんだよ。認めてもらわないと困るんだ」



パートナーの女の子も口を覆って目を見開いている。



「ちょ…っと離して…恥ずかしいから!」



様子のおかしいシバくん。



抱きしめ方で気づいてしまう自分が嫌だ。