私がどうにかできる問題なのかは分からない。
それでも放っておくなんてこと、できるはずがない。
___パンッ
上条さんの手を叩く音でハッとした。
そうだ、お参りにきてるんだった。
こんなときまで考え事なんて、神様に怒られる。
「これで2人も仲直りするね」
目を瞑ってお願いをする私の横で、上条さんが言った。
「そうですね」
そんな上条さんを見上げ、私は微笑んで見せる。
それでも放っておくなんてこと、できるはずがない。
___パンッ
上条さんの手を叩く音でハッとした。
そうだ、お参りにきてるんだった。
こんなときまで考え事なんて、神様に怒られる。
「これで2人も仲直りするね」
目を瞑ってお願いをする私の横で、上条さんが言った。
「そうですね」
そんな上条さんを見上げ、私は微笑んで見せる。

