犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

そんなリリを見つめ、次の言葉を待つ。



「美羽がどんな答えを出そうと、2人にとって残酷な結果でしかない」



「え…?」



「どうにかできるのは、美羽しかいないわね」



意味深なリリの言葉に、私の頭はパンク寸前。



グルグルとハテナが回る。



「美羽、好きな人ができたら教えてね」



「う、うん?」



「つまりはそういうことよ」



リリは優しく笑うと、お茶に口をつけて飲み干した。