犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

掠れた囁き声。



体温が上がってく気がする。



なんなんだろう。



これ、なんなんだろう…?



「え、あ、いや…」



「暑い?」



「だ、大丈夫、です…」



目を見ることができずに、目線を下に向けると、はだけた浴衣が視界に。



どこ見ればいいんだろう…



キョロキョロと定まらない視界。