モゾモゾ、とシバくんの腕から逃れ、ふぅと息を吐く。
しんと静かな部屋に、時計の音が響いて。
寝返りを打つと、コツンとおでこが玉城さんの背中に当たった。
それを合図にしたかのように、玉城さんがチラッとこっちを振り向く。
「?」
「あ、ご、ごめんなさい」
起こすつもりはなかった、そう頭を軽く下げると、玉城さんもクルリと寝返りを打った。
グン、と近くなる顔に、息すらも忘れる。
「寝れない?」
あぁまただ。
しんと静かな部屋に、時計の音が響いて。
寝返りを打つと、コツンとおでこが玉城さんの背中に当たった。
それを合図にしたかのように、玉城さんがチラッとこっちを振り向く。
「?」
「あ、ご、ごめんなさい」
起こすつもりはなかった、そう頭を軽く下げると、玉城さんもクルリと寝返りを打った。
グン、と近くなる顔に、息すらも忘れる。
「寝れない?」
あぁまただ。

